やめよう。何もかも

お酒大好き!!労働はきらいです

おれもおしまい!

『お兄ちゃんはおしまい!』が終わってしまった。うそ、ほんとに?

豊作だった22年秋アニメに比べて今季は落ち着いたイメージだったけど、別にどのアニメもつまらなかったというわけではなくて、ただいつもの深夜アニメに戻っただけだった。いや、決してクオリティが低かったわけじゃないし、面白いアニメもたくさんあった。トライガン、ツンリゼ、ともちゃん、あと6話で放送が止まってるけれど、久保さんも。

その中でもおにまいは特に面白かったな。緒山姉妹(兄妹)はもちろん、かえでやもみじ、みよちゃんあさひ、みんなかわいかった。学校のモブまでかわいいのどうかしてるよ。どうなってるの?ほんとに。ありがとうスタジオバインド

最終回の温泉旅行はとてもよかった。TSモノの「ここで戻るの~~~!?」をちゃんとやってたし、まひろとみはりの強すぎる姉妹愛もよかった。みはりのシスコン(ブラコン)具合は、一話のお兄ちゃん改造計画からぶっちぎってたけど、その理由も話が進んでいくうちに少しずつ明らかにされてて(まひろがコンプレックスを抱えてたのもよかった)。お互いにお互いのことをちゃんと思ってるの、ラブぢゃな……。

あともみじのハプニングちんちん揉みもよかったね。ハプニングちんちん揉みはいくらあってもいいですからね。

そんなおにまいも、とうとう終わってしまった。来月からの生きる目的を、また探さなければ……

来季はTVアニメ「アリス・ギア・アイギス Expansion」がたのしみです。生きる希望うおおおおおおおおおおおおおおお

たのむぜ、TVアニメ「アリス・ギア・アイギス Expansion」よ……

グリユニみたけどダイナゼノンのことしか考えられない

ネタバレ画像がアイキャッチになってたので、急遽ブログの内容とは一切関係のない巨大な餃子の画像を掲載しておきます

金曜から公開されているグリッドマン ユニバースをみてきた。語りたいことはいろいろあるが、とりあえずオタクは見てきたほうが良いと思う。特にSSSS.GRIDMAN放送時に太ももで騒いでいたそこのキミ(オタク)

太ももどころの騒ぎではないのだ。

CW内のマルチバース……ってことでいいのか!?

特撮詳しくないしパンフも買えてない(どこも売り切れてた)ので全てが予想なんですが、グリッドマンユニバースというのは結局、アカネの作ったツツジ台を中心に、そこからグリッドマンがデカくなりすぎた結果生まれた各ユニバースの話ってことでいいんだろうか。そのへん、原作のグリッドマンとか見てたら分かるのかな。

グリッドマンが暴走した結果(エネルギーが暴走)宇宙を創造して、その創造された宇宙が今度は一つになろうとしている。みたいな説明だったと思う。それってつまり、ダイナゼノンの世界はグリッドマンによって創られた世界のひとつ……ってコト!?

なんもわかんねぇ……

わっかんねぇけどよォ……

俺の好きなダイナゼノン組が幸せそうにしていたのがよかったぜ……。

ダイナゼノンはどのキャラクターもかなりキャラが立ってて、SSSSグリッドマンよりも好きかもしれない。。特撮ですきなのが、ルパパトとビルドなので。どっちもキャラクターがいいからな。(別にグリッドマンが嫌いという話ではなく、あちらはあちらで面白いし魅力がある)
ダイナゼノンのキャラクターは、みんな自分の環境に不安や葛藤を抱きつつ、突然現れたガウマとダイナゼノン、そして怪獣の対処に全力を注いでいるのがいい。それぞれがそれについて悩みを打ち明けることはないんだけど、なあなあでありながらもダイナゼノンという存在でふんわりと繋がっている。今までの自分とは違うところにある存在。学校の友だちとは別の、仲のいい部活の友だち、みたいな。

ダイナゼノンで一番好きなキャラクターは……う~~~~~~ん全員!! なんだけど、やっぱり一番はガウマなんだよな。まあ見た目が好きってのもあるんだけど、5000年を経て生き返って全く知らない環境で、数少ない昔の知人は自分を殺しに来るし、想い人は死んでるし、なんか自分も死にそうだしっていうので重さMAX好きなキャラランキング上位に食い込んでくる。

閑話休題閑話休題って使ってみたかったんだ。意味知らないけど)

グリユニではそんなガウマがもうめちゃめちゃになってた。そもそもダイナゼノン最終話で「死んだ!?いや、でもダイナゼノンが……」ってなってて、グリユニはその答え合わせのつもりで見に行った。案の定全然生きてたんだけど、それ以上に姫が出てきて!?ってなった。姫生き返ってるじゃん!? なぜ!?

これ未公開のやつだったらしい。ネタバレだもんね

グリユニが集大成とはいえ、姫こんなにあっさり出てきちゃって良いのか!? いや、まあ姫見られたので嬉しいしガウマがめちゃめちゃ重い顔してるのも面白かったのでいいけど。姫かなりあっさりした性格で、泣きそうなガウマみて「何で重い顔してんだよっ!」みたいなこといってたけどそりゃなるでしょ。そりゃあよ。

姫があまりにもあっさりしてて、がくにガウマが重い男みたいになてるのがよかったね。本編じゃ周りを振り回しまくったあげく、いきなり死にそう!! ってなって、多分ちゃんとダイナゼノン組に看取られた男が、こんな顔になってるの。本当によかった。よかったね……

なんで急に生き返ったかの疑問は残りつつも(多分今回のラスボスに復活させられたのかな、とは思うんだけど)、これまでどこで何やってたかはちゃんと描いて欲しいなって思った。やっぱりどうしてももやもやする。本編のあの話をやっておいてこのあっさり加減、もしかしてダイナゼノンユニバースやろうとしてる? やってもいいよ。お願いね

ラスボスに復活させられたとして、もしそうだとしたら辛すぎる。ナイトと二代目が登場する直前のシーンで全てが虚構みたいな描写が合ったから、姫もガウマにとっての虚構……? と一瞬思ってしまった。ちゃんとカニの領収書あったのでそんなことないとは思うけど……

そういえばグリッドマンが本物のナイトにお腹刺されてたときに、他のダイナゼノンよろしく姫も消滅してたので、もしかしたらちゃんとダイナゼノン世界にいたのかな? という気もしないでもない。それならそれでちゃんとその部分は描いて欲しい。

怪獣優生思想の面々も爆散して本当に死んだのかどうかわかんないし、そもそもなぜ復活したのかや本編冒頭で怪獣の種を撒いていた人物が誰だったのかなどは多分明かされてない(スピンオフをみてないのでそこで明かされてるのかもしれないけど)はずなので、やっぱりダイナゼノンは新作を作って欲しいな。それはそれとして蓬、夢芽、ニート、チセちゃんたちのその後を見たいしガウマと姫のいちゃいちゃもみたい。頼むッ!!雨宮哲……ッ!!

ここまでずっとダイナゼノンの話しか書いてないけど、もちろんグリッドマンの続編としても十分楽しめたので太ももにつられて見たオタクは全員グリッドマンユニバースをみてほしい。SSSS.GRIDMAN本編後半の、世界に対する不気味さや不安感みたいなのがグリユニでもちゃんとあって。むしろダイナゼノンはそのおまけみたいな感じで(当たり前だけど)本編はしっかりグリッドマンの物語だったので。

まさかアカネの変身が見られると思ってなかった。おっぱいおっぱい

終盤の怒涛のアクションは、今までみた特撮ロボアニメの中でもトップレベルにアクションしまくっててめちゃめちゃ気持ちよかったし、ビームの量も半端ない。あのアレクシスを取り込んで無限の命を得た(?)ラスボスを破壊ビームとフィクサービームを同時にぶつけることで、修復と再生を繰り返させて少しずつ劣化させるってマジで意味がわからない、最後は普通に殴ってるし本当に最高だった。書いてて思ったけど修復と再生ってデジタルコピーの話をしてるのかな(でもデジタルデータは普通は劣化しないんじゃ……)

すみませんこれはまたダイナゼノンの話ですが、ラストでツツジ台に再び現れたダイナゼノン組が、ガウマだけを一人にしないって皆でダイナゼノンに乗り込むシーン本当に熱かったし、チセもちゃんと乗り込んで全員で「ダイナゼノン!!ゴー!!」やってるのマジでよかった。あとなんとかビーム

次はダイナゼノンユニバースだ。ぜってえ作ってくれよな。楽しみにしてるぜ

ついったに投稿していたふせったーを載せておこう。内容同じだけど、一応備忘録として

fusetter.com

神様も、喉元過ぎればケツの穴

バイトの神様がいた。

同じ大学の先輩で、その頃は一番の古株だったと思う。バイトリーダーとして社員の人たちからも信頼されている、真面目で厳しい人だった。
我々後輩連中からはかなり恐れられていた。もちろん仕事の出来る人なので、その人が同じシフトに入ってさえいれば残業は絶対に無かった。鬼だけど神様。
神様はその年に卒業したので、関わっていたのは一年ほどだった。数年経って同じ立場についたけど、あそこまでうまく回せてた自信はないなぁ。多分同期の連中でも彼ほどの回せてた人はいなかったんじゃないか。

ただ今こうやって思い返してみると、やっぱり彼も大学生だったんだよな、と思う。当時はかなり怖かったけど(先輩ってそういうもん)でもそれはバイトリーダーとしての権威があったからで、多分その裏には学生の未熟さとかもあっただろう。
あの神様だった人も実は大したことをしてなくて、こっちが異様に怖がっていただけだったんじゃないかって気もする。 いま町中で馬鹿騒ぎしてる学生と同じで、大したことない一人の大学生だったのかもな。

こう過去のことを振り返ってみると「いや、あの頃はそこまででもなかったな……」みたな客観視ができるようになることが多々あるが、これが成長ってやつじゃないだろうか。もしかしたら今苦しんでることでも、時間が経てばなんてことない数ヶ月になるかもしれない。しらんけど

そう考えたら、これからも成長できるじゃないだろうか、俺……。

今はまだのじゃロリ美少女妖狐だけど、数年後妖艶のじゃ美女になって「ワシもあの頃はのぅ……♡♡」が出来るよう、今を精一杯生き抜きたいと思う。やるぞやるぞやるぞうおおおおおおおおおおおおおおお

いや~なんだか春めいてきt……急に寒くなるな!!!!亜人ちゃんよんだ

桜が咲いたらしいね。おめでと♡

出身が沖縄なので桜というとあの1月に咲く桜なんだよな。散るときも花ごとボトッと落ちるから、あんまり綺麗じゃないし。
だから本土に来て初めて見た桜はかなりよかったな。ちょうど満開が過ぎて花吹雪が吹いている時期だったので、ウオオってなった。今年も見に行けるといいな。

亜人ちゃんは語りたい!」を読んだ。よかった

マンガが最終回をしたらしく、無料公開されていた。

アニメが面白かったので5巻くらいまでは買ってたんだけど、いつの間にか買わなくなってた。今読み返すと、ちょうどこのあたりからもっと面白くなってたので買い続けてたらよかったな。
見た目はほとんど変わらない、人間と少し違う特徴を持つ”亜人”が、どういう原理で存在しているのか、そして社会が”亜人”をどう受け入れていくのかを掘り下げまくった考察マンガだった。

人とは違うマイノリティな存在である”亜人”が、センシティブな問題として扱われているのは、まあそうだろうなぁ。そこから”亜人”を”デミ”と言い換えることで、社会問題としての触れづらさを軽減させようというのが面白い。実際の社会でもそういったことは少なくないし、うまく取り入れたな~
しかもそれが、社会的に変えよう! という運動などではなく、ただ純粋な「かわいいから」という女子高生の気持ちからきているのもいい。”亜人”という存在がこのマンガの社会のなかでどのように扱われているのか理解しやすく、かつ「それはそれとして可愛い女子高生亜人ちゃんたちを描きたいマンガです!!」という意図が感じられて、このシーンはかなり印象に残っている。

先生と生徒の関係性もしっかりと語られていて、青春モノとしてもかなり面白いし。
あの先生への恋心を抱いたデュラハンの子の話はかなりよかった。失恋もそうだけど、唯一見た目がかなり人間と違っているキャラクターで、彼女の特異性を中心にして全体の物語が動いていて。デュラハンの考察もそうだけど、そんな彼女が今後一人の人間としてどう生きていくか、のところまでしっかりと語られているのがいい。キャラクターを感じた。

アニメ二期はやくやって~

そういえばあの頃のアニメなんだか現代人外いちゃいちゃモノが割と固まってて、人外スキーにとっては最高の時期だったな。亜人ちゃんとか、セントールの悩みとか。メイドラゴンもあの時期だった気がする。(今調べたらモンスター娘といる日常は微妙に早かった。あれもよかった、マンガも含めて)

キャラクターを深掘っていくの、オタクとして大切にしていきたい。なぜそのキャラクターがそこに存在しているかや、どのように周りから受け入れられていくのかという切り口は、頭は使うけど考えれば考えるほどそのコンテンツの解像度が高まっていくので楽しい。考察……というほど大それたものじゃないけど、そのキャラクターを含めた社会が、どのようにしてそこに存在しているかは常に見ていきたい、とおもうにゃぁ。

すみません、アツく語ってたら猫耳美少女が出てしまいました……。猫耳美少女です……。

ペトス先生の亜人ちゃんえっちマンガ。よかった、ありがとう

ブルアカ よんだ。 感想 リオ好き

めちゃめちゃ面白かった。ネタバレあり

1月終わりあたりから2周年でめちゃめちゃ盛り上がっていたブルアカ。ストーリーでここまで盛り上がってるのに、今やらなければ今後やらないな、と思い流石に起動した。オタクの魂が燃え上がった。

これまでかわいいキャラが実装されたらたまに開く、くらいでほとんど起動していなかった。しかもそれもモモトークをちょっとやるくらいで、ストーリーなんてイベストも含めてほぼほぼ読んでいなかった。え、ブルアカをってモモトークで女の子といちゃいちゃするゲームじゃないんですか!?知らなかった……

エデン条約編からストーリーが面白いって言われてたね。話題になってた頃からああそのうち読まなきゃなと思いつつ、結局今になってしまった。

エデン条約編、たしかに面白かった。かなり。政治的に集められた補習授業部を中心に、キヴォトスにおける2大学園であるトリニティとゲヘナの対立を描かれていく。特に1・2章までは補習授業部の面々が、退学を避けるために必死に勉強をしていく青春物語で、そんな中で政治対立におけるナギサやミカ、アリウスなど各人の思惑が交錯していくのは、なんだかスパイ映画を見ているみたいだった。実際アズサはアリウスのスパイだったし。
コハルが一番純粋でよかった。キャラクター的にも純粋な感じはするけど、4章で殴る蹴るの暴行を受けているミカを守ろうとしていたときには泣きそうになった。他のキャラクターが二重スパイ、何もかもが嫌になって変態的欲求を満たそうとする犯罪者、自らの強すぎる力で全てを疑うようになった権力者、メンヘラゴリラ、銀行強盗とかいう濃ゆすぎるラインナップの中で、コハルだけか唯一の純粋な女の子だった。まあ接収したエロ本は横領してるけど。

ブルアカのストーリーに登場する生徒は、どことなく何かが欠けている。いや多分ブルアカに限らず、アニメのキャラクターを始め創作に登場する人物ってのはよくみたらどこか不完全なところはあるからキャラクターで、それを克服する成長が物語ってやつなんだろうが。ブルーアーカイブの生徒には、学生の幼さというか、未熟さがあった。大人を信じられなかったり、周囲に助けを求められなかったり、周りの人間を信じられなかったり。物語の源が悪意じゃなくて、そんな未熟さと未熟さがぶつかりあっている。

そんな未熟な生徒たちを、プレイヤーである先生が導いていく。のがブルアカの基本的な流れのように感じる。スパダリ系主人公とはよく言うけど、先生もそれに近い。しかも大人のカードとかいう公式からもチート呼ばわりされる最強武器があるのでそれが出来ちゃうんだよな。それが出来る存在だから先生なのか。
だからパヴァーヌ編2章のリオのくだりは、ちょっとそれから逸れてるというか、先生はあまり表に立ってないなと思った。ラストくらいか? 先生が先生たりえるのは生徒を信じてあげているから。生徒の未熟さを受け入れて、生徒の行動を信じてあげるという
このパヴァーヌ編2章でもそれは健在で、最終編までリオをしっかりと信じてあげている。ただリオの成長を促しているのはどちらかというと先生ではなくヒマリのような気がする。未熟さを指摘して、命令とは言え自分の行動に自責の念を感じるトキをみせて、リオに反省するよう促しているようにみえる。生徒は先生のみていない所でも自分の過ちに気づくことができる、ということか。
だから最終編第3章で、周りの期待に答えようとするあまり、自分の弱いところを晒すことを恐れて全て自分ひとりで解決しようしていたリオが、周りに受け入れられて机の下で泣いてたの本当によかった。別に悪意があってアリスを殺そうとしていたわけじゃない。あくまでも終焉に備えようとしていただけで、その過程の中で自分だけで走ってしまったことと、周りの考えを読み取れない至らなさ。

それに気づいたリオが、今後どう語られるのかとても楽しみだ。

ブルアカのストーリの中ではこの女が一番好きかもしれない。めんどくさいけど、センスも無いけど。プレイアブル実装されたらモモトーク絶対読みたい。読まなくちゃいけないのだ

うそも下手なのだ

『同志少女よ、敵を撃て』をよんだ

おもしろかった

いちおうロシアウォッチャーの端くれだったので、話題になってたときにすぐ読もう絶対読もう!!と思っていた。が、結局読めずじまいで、さっさと読まねば……を2年くらい繰り返していた。あほめ……

訳あって実家に帰っていたので(過去日記)「今だ!!」ということで長距離移動中に読んだ。物語の読みやすさと、どんどん引き込まれていく面白さでLCCの硬い座席の中でもずっと集中して読むことができた。久々に小説とかいうやつを読んだけど、いいな小説……楽しい……と、久々にはまってしまった。

主人公セラフィマが直面する理不尽な運命やエリーナへの感情、その後に出会う訓練学校と同じ境遇の仲間たちなど、戦争小説の硬さよりも読みやすい設定と内容ですいすい頭の中に入ってくる。特に訓練学校の話はちょっと萌えアニメっぽくてオタクに親和性があった。シャルロッタなんかずっと釘宮理恵で脳内再生されてたもんな。

中盤のスターリングラードの戦いなんかは、かつてのミリオタ魂が再燃して「あぁ~はいはいウラヌス作戦ね」(ニチャ)や「スターリングラードかぁ……」(ニチャリ……)がずっと続いていた。『どくそせん』で独ソ戦を学んでいたオタクなので……

あとシャルロッタとのキスのシーンでは終始「……ッ!!」(ニチャ……)となった。いいよね、あいさつのキス……。

戦闘シーンは戦記モノならではなテンポのいいアクションがあり、かつ狙撃兵の心理的な戦いや心情に寄ったストーリーで気持ちいい緩急を楽しめた。特にラストのカリーニングラードでの戦いでは(「カリーニングラードね……」(ニチャ……)」)、これまでに登場したキャラクターたちの戦いを生き残るための教訓や兵士としての想いが、ここで布石としてセラフィマの行動や思考を通して最後に収斂されていくのは、読んでいてとても気持ちよかった。

全体を通して「戦争とはなにか」「戦争の中で生きている女性たち」といったテーマを、各地を転戦し、兵士として成長していくセラフィマの気持ちから常につきつけられていた。テンポのいいアクションの裏で、このテーマは常に隅におり一時も気が抜けない。そのおかげで女性兵士として育てられたセラフィマのやるせなさや戦争の混沌が感じられて感情移入ができる。最終的に彼女自身の、この戦争に対するひとつの結論がしっかりと出されるため、後味も良くスッキリと見終えることができた。

戦争小説にしてはかなり読みやすく、特にセラフィマやシャルロッタといったキャラクターの魅力がとても立っている小説だと感じた。はぁはぁシャルロッタたそ……かわいいねはぁはぁ

百合小説とよく聞いていたが、まあそういう見方もできるな、という印象で、どらかというと弱者から見た戦争、のイメージが個人的には強い。エピローグ(多分単行本化で書き下ろされたものだろうけど)のあたりとか。参考文献で「戦争は女の顔をしていない」が上がっていたのはやはりそうだよな、と思った。

まあそれはそれとして僕も百合小説は好きですが。
戦争モノも好きだしソ連オタクでもあったのでドハマりの小説だった。もっと早く読めばよかったな。

このシーンめちゃめちゃゴールデンカムイっぽくてよかった。

怒り。信じられないほど、巨大な

カードとお金が同時に出てくるATM、許せねぇよなぁ

ゆうちょATMお前だよお前お前お前!!

お金とカードが同時に出てくるATMは「どっち!?どっちとる!?かーど!?お金!?カード取るぞ!!いややっぱお金だ!!」てなって焦ってしまう。人は同時に2つのことができないんですよ、知っていましたか?
どっちから取るのが正解なんだ、教えてくれ。

後ろに人が待ってたりすると、なんだか迷惑かけてる気がしてよりもたつく。そこでもたついていると、今度は取り忘れ防止の音が鳴りだす。そうするとまた焦る。うおおおおおおおお!!!

取り忘れ防止のために音がなるのはいい、いいんだよ。悪いのは君じゃない
いつも助かってます。

でもなぁ、焦るよ〜。

ファミマのやつは先にカードから出てくるので偉い。片方ずつ出ることでお金の取り忘れ防止にもなるし。ちゃんとしてるよ、ゆうちょも見習ってください。