3万円分の宝くじを買った。
7月のある日、実家から連絡が来た。
博打の誘いである。
昔からそういったものを避けている訳では無いにしろ、誰も特に興味を示さなかったこともあってあまり宝くじを買うことがなかった。
なので突然降って湧いたこの話にはかなり驚いた。驚きすぎてお金に困ってるのかと疑ったほどだ。
聞けば、テレビ番組でよく当たる宝くじ売り場が取り上げられてたらしく、家族で唯一関東に住んでいた私に白羽の矢が立ってしまったようだ。いいように使われてるなぁ。行けないことも無いが、そこそこ遠いぞ。
30000円分の宝くじ100枚を買ってほしいそうで「あんたも5000円出して当たったら山分けしよう」とも言われた。勧誘がマルチ商法のそれだ。
ということで西銀座チャンスセンターまで行ってきた。
夏の真っ只中でさすがに暑すぎたが、売り場にはすでにかなりの人数が並んでいて驚いた。暑い中並んでいるとだんだん周りの客が同志のように感じてくるが、全員博打で成り上がろうとしている金の亡者なんだよな。
後から知ったが宝くじは各ユニットにそれぞれ大当たりがあるらしく、人が多く集まる売り場で1ユニット以上売り上げれば少なくとも一本は必ず大当たりが出るかも(?)という話らしい。そんなに売れるもんなのかね
しかし実際にこの売り場ではあたりが出ているそうなので、かなり売れているのは間違いなさそう。どうせ買うのなら、実績のあるところで買いたいか。
ハァハァ……ハァハァ……
これが30000円分の夢の厚み……
重い……ッ!!何よりも……ッ!!
この日はよく晴れていたので、ついでに今まで行きたかった東京タワーまで行ってきた。
しっかり御朱印も買って、願掛けをする。乗りかかった船。どうせ食うなら皿までだ。
そして迎えた、当選発表の8月18日。
売り場なら機械で数えてもらえるらしく、意気揚々と店舗へ向かう。
この一ヶ月間、とても楽しかった。毎日当たったときのことを考えて「100万は寄付して残りは不動産に変えようかな」とか「相続税がかからないように少しずつ家族に渡そうか……」とかウキウキだった。
その夢が……もうすぐ叶う……
もうすぐ……すぐそばに……!!
……
…………
………………
全部外れた(バラ100枚で最低保証の6000円のみ)
もう二度と博打はやりません。これからは真っ当に生きようと思います
おわり
さて、どう生きようか。俺は毎日食って寝て生きていきたい。
『君たちはどう生きるか』をみてきた。
前情報が一切明かされずに公開されたこの映画。インターネットじゃ公開直前から既に大喜利大会になっているけど、せっかくなら情報が入ってくる前に見ておきたい。ということで朝一の上映で見てきた。ジブリあまり見てるわけじゃ無いけど、もののけ姫とか千と千尋の神隠しとか、よくテレビでやってるやつはあらかた見ていると思う。一番好きなのは思い出のマーニー(女の子が出てくるので)。
あまりにも情報が出てこなかったために、タイトルから推測して宮崎駿がお説教してくる映画になるんじゃないかと思っていたけど、案外そういうわけでもなかった。個人的には映像で概ね楽しめたが、少し言葉足らずだと思った。タイトルの元になった本は読んでないが、多分全然違う話だと思う。
舞台は戦時下の日本。火事で母親を失った主人公の眞人が、父の再婚をきっかけに地方へ疎開。そこで出会う新しい母親と森の奥に潜む不思議な塔、そして謎のアオサギに出会う。
と、ここまで書いてみると「風立ちぬ」のような戦争ものっぽく見える。実際はじめのほうは「宮崎駿の半生でも描くんか……?」とか思ってた。ジブリ版この世界の片隅に的な。まあそんな想像は早々に打ち消されるわけだが。(実際、年齢も合わないだろうし)
物語としては、眞人が新しい母親を受け入れていくという話なんだろう。これまでの母親に対するマザコン気味(若くして死んでしまったので、理解はできるが)な愛情を持ちつつ、新しい母親も母親として受け入れる。
面白いのが、この新しい母親のナツコ(うろ覚えなんだけど確かこの名前だったはず)が死んだ母とうり二つでその上、母の実の妹なことだ。仕事が出来て少々過保護気味な父親が、死んだ母親の妹を娶ってくるのだから、眞人の心中は複雑だったろう。正直笑ってしまった。
アオサギというのは、唯一出ていたビジュアルの鳥だ。
カヘッカヘッカヘッ pic.twitter.com/uUYHjaNMsX
— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) 2023年7月13日
こいつ
目が2つあるように見えるのは実際にふたつあるからで、あのくちばしの下に本物の顔がある。ポスターのイラストだとなんだかスタイリッシュなかっこよ鳥(かっこよバード)なんだけど、実際出てくるのは小汚いおっさんだったので驚いた。しかもめちゃめちゃ嘘をつくし裏切るし、ポジションとしては中ボスの情けないおっさん。
しかしこのおっさんが割と重要な役どころで、はじめは眞人を騙そうとしているのだが、後半の異世界では攫われた(自ら迷い込んだ?)新しい母親のナツコを探す手助けをしてくれる。なぜ騙そうとしていたのかや、彼がどういう立ち位置でいるのかが一切説明されないが、まあ本作においては説明されていなことが多すぎるのでどうでもいい。コミカルな動きと、眞人の子どもっぽい一面を引き出す冒険のオトモと行ったところだ。最後に仲間になるジコ坊みたいだと思った。
思えば、眞人はどことなくアシタカに似ているような気もする。迷いがあまりなく、主人公主人公しているというか。おそらく小学校高学年くらいの年齢だと思うけど、青年と言われても違和感が無い。あの年齢でパッと思いつくのは未来少年コナンだけど全く違う。母親が死んで落ち着きを得たのか、それとも戦時下の日本を描く上で徴兵されない年齢を選んだのか。いずれにせよ、序盤から礼儀正しいような描写があったので、意図したものではあるんだろうが。
その上かなりずる賢く、それでいて謎にぶれない芯がある。アオサギが「母親が助けを求めている」と誘惑しても、「(母は既に死んでいるので)そんなはずはない」「罠でも確かめなければ」といった具合にガンガン進んでいく。正直年齢にそぐわなさすぎる。
が、一方でそんな大人びた性格が、眞人のマザコンをより際立たせているように思えた。
眞人は早くに母親を亡くしたために、その母性を何処かに求めていたんだろうと思う。この手の話でありがちな「父親がほっときすぎ問題」は正直あまり感じなかった。どちらかというと過保護気味で、父さんがかわりにやっつけてやる系の父親。眞人らが異世界で行方不明になった際には、隅々まで探していたそうだし、自ら日本刀を掲げて助けに行くほど。ただそこに眞人の求めていた母性ではなく、そんな父親に「甘える」ということはあまり出来なかったんじゃないか。
この映画のマザコン性を感じたのは異世界で出会ったキリコとの別れのシーン、眞人が別れの挨拶で彼女に抱きついた場面だ。そこまで妙に大人びたイメージを眞人に感じていたので、この行動には正直驚いた。キリコは一緒に行方不明になったお手伝いの一人。どうやら過去にも異世界に飛ばされたことがあるようで、その当時の若い頃の姿で出てくる。この世界の世話役として元の世界で生まれてくる、精霊のような存在のために餌を獲っている。この映画で一番たくましく、おそらく観客の中で最も人気になりそうなキャラクターだった。ここでの時間はあまり長くなかっただろうが、それでも眞人は彼女に懐いているようで、後に現れるアオサギと喧嘩をする場面では子供らしい姿を彼女の前で見せアオサギ共々キリコに諌められている。
鳥は初めて見た物を親だと認識するそうだが、異世界で初めてあった彼女に世話をされた眞人は、そんな彼女に母性を見出したのではなかろうか。
その後の話は正直あまりピンと来なかったので割愛するが、かなり急ぎ足なように感じた。大叔父のいう世界というのが、この異世界なのか、それとも戦争真っ只中のこちらの世界なのか。ラストを見る限り後者のように感じるが(そうでないとペリカンの話もあまり理解ができないので)、それを眞人に託そうとするのは流石に無理やりすぎる。前述のアオサギの立ち位置や、眞人がどの時点でナツコを受け入れたのかもよくわかっていない。
あまり繋がらなかったのは俺の理解力不足か、それともパヤオの中で語りきれてない物語が有るのか。もしそうだとしたら、何か別の形で補完してくれることを願うばかりだ。
後半は本当にそのような感じだったので、正直映像だけで持っているように感じた。映像は当にジブリで、おそらくCGと手書きを混在させたているのだと思うが違和感を微塵も感じなかった。個人的にこのCGと手書きの混在は個人的に今のアニメで一番求めているものなので、ジブリという日本のスーパーアニメ制作集団がつくるそれを見られたのはとても良かった。そこだけを期待して見に行ってもいい。むしろストーリーは程々の期待で観た方がいいだろう。
ハァハァ……ハァハァ……
東京駅に行ってきた。
正確には東京駅の近くでやっている展示会へ行ってきた。かなり面白かった。
そのついでに、あの辺りを散策した。東京駅・皇居・警視庁前あたりを。
休みだったのでかなり人が多かった。特に外国人観光客。良くも悪くも人が戻っているのを感じる。
まあ、いいことか。
国会議事堂周辺はあまり人がいなかった。
このあたりが当にビジネス街だということを思い知った。遠い世界だ
警視庁前。相棒とパトレイバーの話しかできないが、相棒とパトレイバーでよく見みた出で立ちだ。
東京へ来てしばらく経つが、ここに来てまず驚いたことはパトカーにしっかりと警視庁と書いていたこと。本当に警視庁なんだなと実感した。しってる?他の県のパトカーには〇〇県警って書いてあるんだよ
5月も今日で終わり。
今月の日記はこの記事だけになるらしい。
来月はもっと頑張りたいもんだ
誰も、卵を買うために歯医者に行ってるわけじゃない
みつけた。 新しい、穴場ってやつを
ハイパー・タマゴ・エージェント
世は卵バカ高時代、2023年春。
前に見つけた安い卵を売ってるスーパーがいつもお世話になってる歯医者の隣にあったので、歯をみてもらったあとはなるべく覗くようになった。
washinonikkija.hatenadiary.com
歯医者はちょっと苦手。でも安い卵のことを想うとちょっと頑張れる。
歯医者行くのは偉いのでポテチとお酒も買っちゃオ(よくばりポケモン)
と思ってたんだが、今日は卵の在庫が枯れていた。ここはかなり主婦の方々に人気らしく、いつも夕方には完全に枯れてしまう。
しかたなく本日は、卵を求めてスーパーをはしごすることに。
俺はこんなにも愛しているのに……
新しく発見したスーパーはさっきはさっきのとこよりも10円ほど割高な卵を売っていた。
それでも、いつも通ってる(さっきのとことは別)のスーパーよりは遥かに安くてめっちゃ助かった。
卵はマジでないと困る。おかず足りてないな……ってときでも、卵かけご飯ひとつで「まあいっか~~~~」てなる。幸せ脳みそだ。
卵生産者の皆様と鶏の方々には頭が上がらない。いつも助けられてます。どうもありがとう
おうえんしてる
暑い!!寒い!!暑い!!寒い!!雨雨雨雨雨雨雨
ハァハァ……ハァハァ……春……?
さては……
3月終わりから天気がちょくちょく崩れがちな気はしてたけど、さてはいよいよきたな、春が。
季節の変わり目で天気が崩れるの、だり~~~~とは思うんだけど、衣替えのタイミングが計りやすくてそれそれでありがたい。
桜とか花粉とかも春っぽさがあるけど、こういうぐずぐずの天気が個人的には春を感じる。ただ気圧に体調を左右される人や花粉症の人なんかは、いつも辛くて大変そうだね。
僕は全然関係ありませ~~~~~~~ん!!健康!!
声出し、飲酒
アイドルのライブ行ってきた。友人氏に誘われて
よかった
コロナも割と落ち着いてきて(また波が来そうだが)声出しもOKだったらしく、いろんなオタクが楽しそうにしていた。オタクが楽しそうにしてるのを見てるとこっちも楽しくなるね、オタク……
人も多く後方で見てたけど、やっぱり少し見づらかった。ので「次は前で見ようね!」という話に。
飲酒
𝑯𝒂𝒑𝒑𝒚...
俺が産む。100個産むわ(3000円)
卵が高い。10個入り1パック300円を超えそう(税込みはもうこえてたにょ)
なので最近駅周辺のスーパーを開拓していた。卵のためだけに……。
卵さえあれば、生活は割となんとかなる。お米と味噌汁に卵があるだけで朝食は完成するし、茹でたスパゲッティに卵をのせればちょっと豪華だ。あとなんか……おいしいし、栄養とか……ほら……
しかしこの2週間くらい卵なし生活をしていた。必要とは言え、どうしても300円超えの卵をみると尻込みしてしまう。なので卵が安いスーパーを探す必要があったのだ。
卵が安いスーパー、あるにはあったのだが他の品物が高すぎる。そこでバランスを取らんでいい。しかたがないので、卵だけはそこで買って、他の必要なものはいつものところで買うことにした。それでも高くなる前と比べるとやっぱ高いな~という値段なので、血涙を流しながらお金を払っているんですが。
どうもそこのスーパーの卵は主婦の方々にも人気らしく、夕方4時の時点ではもう売り切れてることがよくある。やっぱきついもんな、卵は。
そうなると残るのがちょっと値段の張る赤玉なのだが、それでもいつものスーパーよりは全然安いのでありがたく買わせていただいている。
早く安くなって~~!!
シ・ラを見た直後にふせったーに上げてたやつ
シン・仮面ライダーは上映してすぐの月曜にみたけど、面白かった。ウルトラマンのほうが好きだなって感じだけど。まあ、まあっていうおもしろさ
ちょっと時間が経ってて特に書きたいことが思いつかないので、ふせったーに上げてた鑑賞直後の生の感想をここに残しておく。
次のシンはロボット刑事なのか?あとヤスケンはみつけました。Twitterでしった(インターネットで世界の真実を知る人)
2号の柄本佑がかなりよかった。他のキャラクターが説明無しで勝手に戦って勝手に散っていってくからあまり感情移入が出来なくて、お兄ちゃんにルリ子と体の関係を聞かれたときの本郷が「信頼関係だ!(うろ覚え)」みたいに言ってたのも「そうなの……?」ってなった。
隼人は人間味のない本郷猛に対して近い距離で接して本郷との戦友としての信頼関係を築いていくし、洗脳されてたときのキャラクターもよかった。
ラストで全員を亡くした隼人が、本郷の遺志を次いで橘と滝と協力関係を結ぶのもいい。本郷よりも隼人のほうが好きになる。ラストがあまりにもスッキリしすぎててお兄ちゃんと戦うまでのなんかコッテリした雰囲気が嘘みたいだった。多分他のシンの中でも一番スッキリした終わり方だと思う、あれは
あとスタッフロールのキャストの中にヤスケンがいたんだけど、そこにいたのか全く分からん……