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小四郎 カオスルート

コシロこわいよ

前に三谷幸喜がどこかのインタビューで話していた、小四郎はまだ闇に堕ちるか光になるかがはっきりしていないという話。物語序盤の、政治に対して未熟で周りに翻弄されてばかりだった小四郎が、鎌倉成立と頼朝が死ぬ前後あたりから策謀を張り巡らせることで冷酷になった。第32話の一幡を殺すくだりではそれが表立っており、これまで暗殺などで視聴者を恐れさせていた善児が涙を流す演出や小四郎に反発する泰時と対比して、小四郎の武士としての怖さを感じられた。頼朝のもとで政治を学んだ経験から、やるなら徹底的にを小四郎がしっかりと受け継いでいる。
小四郎のやり方に反発する泰時は、もちろん頼朝の全盛期に政にはついていないし、八重との子供なのでそりゃああなるだろうな、と思う。今日の第33話でもちゃんと頼家を助けようとしており、小四郎が話していたようにまだ政に対して未熟だったあの頃の小四郎を思わせる。今回の頼家暗殺で今後どう小四郎と関わっていくのだろうか。

戻ってきて~

先週の段階では、小四郎は闇に落として息子の泰時を光として描くことでラストに持っていくのか?と思っていたけど、来週第34話のTV版予告を見る限りではまだ光に戻ってくるのでは?という期待を少しだけ持つことができる。どちらにせよ今後の鎌倉殿では泰時(とメフィラス三浦)が我々の心の支えとなってくれるのだろうと思う。

毎度自由なWeb版予告。ついに小四郎のキノコ作戦が功を奏するのか。それはそれとしてここ数週間の重さを感じさせない幸せな予告が、逆に不安にさせる。