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機動警察パトレイバー2 The movieをみました

みましたよ。もう何度目かはしりませんが、初めて感想を文字にします

パトレイバーはロボアニメの中でもかなり好きな方にあります。学園モノ感だったり、刑事ドラマがあったり、はたまたしっかりとロボットアニメをしていたり、自由に物語が繰り広げられており、見どころが沢山あります。

パト2はその中でも、かなり刑事・政治ドラマといった内容で、TV版シリーズでメインとして登場する特車二課のメンバーはほとんど出てきません。ですが映画の主人公として、特車二課の隊長である後藤さんとしのぶさんが出てきます。僕はこの2人のコンビがとても好きなんですね。

TV版や他のコンテンツではこの2人は夫婦感のある同僚とった描かれ方をされています。OVAではラブホテルに2人で宿泊する様子が30分まるまる使って語られていました。一方でこのパト2では、どちらかといえば単なる同僚。信頼はしているし長年付き添ってはいるけど、それ以上の関係ではない、というような関わり方。まあ他のコンテンツでも別に結婚してたり付き合っている様子があるわけではないですが。むしろ話の主題が、しのぶさんの昔の男(柘植行人)の話になっていて、夫婦感のある同僚とかそんなものが入る余地がない。でもそれがいい。そういうのがオタクはすき。

というかしのぶさんこの男の人がずっと好きらしい。警察幹部の前であれだけ啖呵切っておいて、結局ラストのシーン、全ての事件の首謀者である柘植と手を絡ませたりしてる。(押井守のしのぶさん観は何?)川で柘植を撃てなかったあたり、やっぱりまだ未練があったんだろうけど、わかるんだけどわからない。俺はわからないよ、守……。

でもまあやっぱりおもしろい、この映画は。戒厳令が出て自衛隊が東京の街なかに溶け込む様子なんて、なかなか見られるもんじゃない。戒厳令がでても生活は続くし、日常の中に戦争が潜んでいるというのがよかった。

活躍は少なかったけど戦闘シーンもしっかり特車二課第二小隊で良い。かっこいいレイバーも見られたし。しのぶさんの3号機もいいね。ラストでタックルしかしてなかったけど。

押井守の映画は「なんだかよくわからないなぁ」で終わることがほとんどだけど、この映画はちゃんと話が進んでいくので、わかりやすくていい映画だと思う。3月にやっていた4DX上映も見に行きましたが、普段家のテレビでみるのと違い臨場感があって、よりのめり込むこともできました。また劇場での上映があったら見に行きたい。お気に入りの映画です。