やめよう。何もかも

お酒大好き!!労働はきらいです

トップをねらえ!をみました

面白かった。

何年か前に2話までみて、いろいろあって放置していましたが、ついに全部見ました。前にみた記憶がすっ飛んでたので、また1話から見直しました。

一番好きな話は第2話「不敵!天才少女の挑戦」です。いやめちゃおもろい。こんなおもろかったっけ。1話がまああの内容なので前に見たときもあぁ~ってなってたんだろうけど、2話のあの面白さを目の当たりにしてよく何年も放置できたな。びっくりした、めっちゃ面白かった。

ノリコが衝動で飛び込んでから、コーチが船から連れ出すまでの数分間の緊張や、連れ出した後、予定より数秒遅れたことへの後悔とも安堵とも言えない声。基地へ戻った際の「あなた達にとっては数ヶ月前のことでも、彼女にとってはほんの数時間前のできごと」というお姉さま(名前忘れた)の言葉が、ノリコと周囲の人間との心の距離を感じて、心に重く残る。

光速に近づくことで、時間の流れが限りなく遅くなり他の人達と差が生まれていく、というザ・SFなストーリーは、トップをねらえ!のテーマとして最終回まで描かれていた。第2話は、そんなトップをねらえ!の方向性を決定づけた回だったのかな?と、思った。

てゆかオタクは光速に近づいて周りの世界から取り残される話が好き。インターステラーとか好きだし。

周りの世界だけ時間が進んで、普通の人生を送れない、愛する人の死に目にも会えない、次に会ったとしても、その人と自分とでは全く別の時間が流れている。ただ別の時間を過ごしているだけで、心の距離が離れていくの、すごくエモーショナルをかんじます

光速の世界を何度も経験したノリコが、周りの世界に取り残され、自分だけの時間を過ごす中で、何を想ったのか。最終回のラストまで含めて、とても面白いアニメでした。